有馬です。今日は珪藻土の豆知識です。

現在、ドイツでは 珪藻土に対して警鐘が鳴らされています。

珪藻土は自ら硬化しないため固化させるのに接着剤として樹脂が混入されています。

当社で扱う珪藻土は自然なもの(主に粘土)で固化させています。

この樹脂が厄介です。
樹脂の寿命が尽きると、粉状の珪藻土の粉塵が室内に舞う危険性が指摘されています。施工性やヒビに対する追従性はいいのですが、いいことばかりではないようです。

また珪藻土は壁材として使用する過程で多かれ少なかれ、必ず焼成するのですが、焼成された珪藻土の成分に”結晶質シリカ”が含まれるようになります。


この成分が、国際ガン研究機関(IARC、世界保健機構WHOの下部組織)で発ガン性グループ1に分類されました。
アスベスト、ダイオキシンと同じランクです。
しかし、タバコ、アルコール飲料とも同じランクです。

数字データや様々な話を聞く限り


珪藻土の粉塵を大量に継続的に吸いつづけると癌になる可能性が高まるようです。

ただ、塗ってある珪藻土の中で生活したり、ご自分で試しに塗ってみる程度では、おそらく火のついてないタバコが部屋においてある、あるいは、タバコを吸ってる人と同席になったことがある程度だと思われます。

珪藻土は漆喰といっしょで素焼きタイルや七輪の材料として古くからつかっているものです。

心配な方はご自分でよく調べられることをおススメしますが、
そんなに心配しなくても大丈夫です(´∀`*)

他の素材と比較し何が自分に合うかをしっかり考える必要はあるかもしれませんね。

私が家を構えるときにはもちろん珪藻土使いますよ。